公立鳥取環境大学公開講座2019 各地に眠る 在来作物と地域づくりへの生かし方
在来作物とは、地域で伝統的に自家採種が繰り返され、特有の形質を有するようになった作物をいいます。在来作物は各地に存在していましたが、次第に栽培が容易なF1品種などに置き換わっていき、その多くは失われようとしています。しかし、特有の匂いがある、形がユニークなど一般に出回っている作物にはない特徴を生かし特産農作物化されるなど、地域づくりに活用されている事例もあります。
本講義では、各地のユニークな在来作物を紹介するとともに、どのように地域づくりに生かしていけばよいか、地域で引き継いでいくためには何が必要か、お話したいと思います。
講師
山口 創 氏(公立鳥取環境大学 環境学部講師)