公立鳥取環境大学公開講座2019 緊急レポート!2019年も酷暑か!? 温熱指標をつかった熱中症危険度の判定!
地球温暖化やヒートアイランド現象などの気温上昇は、メカニズムや被害規模は異なりますが、異常高温(熱波)や大雨・干ばつの増加などさまざまな気候変動を引き起こします。特に2018年夏の平均気温は、東日本で平年比+1.7℃(歴代1位)、西日本で平年比+1.1℃(2位)となりました。気象庁は臨時の記者会見を開き、「命の危険があるような暑さ」・「一つの災害と認識している」と発表しました。そこで、本講座では、鳥取県における2018年夏の気象要素と暑熱障害の関連性について報告します。さらに、身近な素材で実践できる温熱環境の測定方法と熱中症の評価方法について学問的な視点とクイズ形式の学習スタイルで皆様にお伝えします。
講師
重田 祥範 氏(公立鳥取環境大学 環境学部准教授)