鳥取県立公文書館 令和4年度企画展「田賀久治の見た鳥取大火―蘇る70年前の光景―」
鳥取大火発生(昭和27<1952>年)の4月17日に合わせて、平成27(2015)年度から鳥取大火の企画展を開催している。鳥取大火から70年という節目の年にあたる今回は、写真家田賀久治(たがひさじ、1918~1986)が撮影した鳥取大火写真を初公開する。田賀久治は、「リアリズム写真」の提唱者である土門拳(どもんけん、1909~1990)に師事し、山陰の自然美をカメラにおさめた人物である。砂丘が織りなす四季折々の姿を追求し続け、「砂丘の田賀」と呼ばれた。
本展では、鳥取県東部広域行政管理組合消防局と連携し、同局製作の防火啓発イラストカレンダーや市中パレード用横断幕等も併せて紹介する。