日南町美術館 特別展 昭和100年記念 わたしの情景
日南町美術館では、「昭和100年」にあたる令和7年に「昭和100年記念 わたしの情景」を開催します。64年という長期わたった昭和。戦前、戦中、戦後、そして高度成長期からバブル崩壊など激動の変化の中にあった昭和という時代。本展では、人形やペーパーアート創作を通じて、昭和の時代を振り返りながら、その頃にあった思いや気持ちを想起させ、令和の今、求められている「何か」を見つける展覧会です。鳥取県出身の安部朱美氏による創作人形をはじめ、様々な情景をペーパーアートで描き出す太田隆司氏の作品や、創作人形とペーパーアートをつなぐ谷川俊太郎氏「詩」を楽しめる内容となっています。昭和を生きてきた高齢者に思い出を振り返り、その記憶を分かち合う喜びや満足感を感じていただけでなく、昔の風景や藻いをこどもたちにもわかりやすく伝える機会とします。