令和7年度 新鳥取県史を学ぶ講座 「『鳥取県写真史』を執筆して」
鳥取県は、国際的に高く評価されている塩谷定好(1899~1988)、植田正治(1913~2000)をはじめ、数多くの優れた写真家を輩出している地域である。彼らが生まれた背景には、写真をめぐるどのような文化があったのだろうか。
本講座では、鳥取県に写真がもたらされた明治時代初めから、平成時代までの本県の写真史をふりかえり、塩谷・植田を生んだ鳥取県の写真風土を明らかにする。
また、本県出身の写真家の活動だけでなく、大正時代に始まるアマチュア写真サークルの取り組みや、土門拳と鳥取との関わりなどの幅広い話題を通じて、鳥取県で育まれた豊かな写真文化を紹介する。