鳥取大学公開講座サイエンス・アカデミー 八頭町出身の夭折の歌人・杉原一司の短歌・評論にふれる
杉原一司(1926~1950)は、現代短歌を牽引した塚本邦雄の若き日の盟友として知られますが、それにとどまらない鋭く深い評論や短歌を残しており、戦中・戦後という時代や生まれ育った地域、歌の韻律等の制約と向き合う中で、固有の表現・思想を獲得していったことが伺えます。今年2月に刊行された全集の編者である3名が、編集に携わりながら考えたことをお話しするとともに、ご一緒に短歌を鑑賞する時間を設けます。
講師
鳥取大学地域学部国際地域文化コース 准教授 岡村 知子 他