令和2年度倉吉市生涯学習講座 「用の美」民藝と倉吉 第4回
「民藝」とは民衆的工芸の意で、名も無き職人の手から生み出された日用品のなかに美をみいだす思想です。鳥取における民藝運動と倉吉の手しごとについて学び、地元にある手づくりのものの美しさについて、改めてその魅力を感じてみませんか。
「民藝に見いだされた仏像」~木喰仏~
木喰仏とは、木喰五行(1718~1810年)が全国行脚をしながら制作した仏像で、全国に700体以上の作品が確認されています。その魅力に惹きつけられた柳宗悦の影響を受けた吉田璋也は、木喰の鳥取県内での足跡を訪ね、県中部で7体を「発見」しました。木喰仏と民藝との関わり、倉吉に残る木喰仏の魅力をお話しします。
講師
石田 敏紀 氏(鳥取県立倉吉西高等学校 教諭)