令和2年度とっとり弥生の王国 青谷かみじち遺跡土曜講座 第1回〈講演〉「弥生のムラ 乙亥正屋敷廻遺跡からみた青谷上寺地遺跡」
【定員に達しました。】
鳥取西道路建設に伴い発掘された鹿野町の乙亥正屋敷廻遺跡は、弥生時代の終わりころ(約1,800~1,700年前)に栄えたムラの跡です。狭い谷を有効に利用した居住域と、谷奥の湧水地点から流れ出る水を巧みに利用した護岸を伴う導水路、花弁高杯を含む多数の木器や建築部材といった出土品が特徴的な遺跡です。
今回の講座では、青谷上寺地遺跡の遺構や出土品と比較する中で、西因幡地域の弥生社会を考えます。
講師
岡野 雅則 氏(とっとり弥生の王国推進課 青谷上寺地遺跡整備室)
主催者
鳥取県文化財局とっとり弥生の王国推進課青谷上寺地遺跡整備室