遠藤董没後75年記念特別資料展 「郷土文教の源流 遠藤董―若き日のすがた―」
鳥取県の近代教育の整備・発展に教師、運営者として関わり、女子教育、障がい者教育の現場で尽力した遠藤董は、本県図書館界の基礎づくり、発展にも多大な貢献を果たしてきました。標記の記念企画として、これらの業績をなすに至るまでの遠藤の前史を追う特別資料展を開催します。
遠藤の前史を繙くことで、明治維新前後から明治前期の鳥取県の文教の諸相についても紹介していきます。生まれ育った鳥取の町や藩校、新しく入って来た近代教育など、遠藤自身が受容した当時の社会の変化を、後年に残し遺訓などの書跡などで跡付けていきます。
【主な展示内容】
(1)遠藤董の生まれた町、(2)藩校教育と遠藤、(3)近代教育との邂逅、(4)再置邁進、(5)遠藤が遺したもの
【遠藤董】1853-1945 現鳥取市生まれ(令和2年1月22日、没後75年)