“とっとり県民の日”関連行事 令和5年度鳥取県立図書館郷土文化講演会 ~生誕150年記念~「鳥取近代俳句史における阪本四方太と彼に続いた俳人達」
鳥取県の歴史、文化、自然等の郷土に関わる情報の発信を目的とし、郷土文化講演会を開催する。本年は、生誕150年を迎えた阪本四方太を取り上げ、同時代の県内外の各派俳人や郷土出身俳人等との実際の関係を史資料を用いた研究成果により概観し、四方太の実像に迫る。また、四方太は明治期の正岡子規を代表格とする新俳句の潮流をいち早く鳥取の地へと届け、新たに登場した写生文に力を発揮するなど近代日本の文学史上に活躍した文学者であり、俳人でもある講師により作品世界についても講評いただく。
講師
小山 貴子 氏(自由律俳句結社「青穂」代表、尾崎放哉研究者)